組継ぎ本 kumitsugi binding styleは、ノリもステープラー(ホチキス)もセロテープも使わず、素材としての紙だけを組み継ぐ製本技法です。
2003年に汀線社代表の前田年昭が考案し、自分の手で紙の冊子を製本したいと願う人たちにより、多く実践されてきました。
解説の小冊子『組継ぎ本本義』を、500円+送料で頒布しています。入手をご希望の方は汀線社までご連絡ください。
西荻窪の古書店「忘日舎」でも販売しています。
◉これまでに、神戸芸術工科大学の「杉浦康平アジアンデザイン・ポスター展」や、杉並区立西荻図書館の荒正人展パンフレット、福岡市総合図書館の「文林堂の活版印刷展」パンフレットなどを組継ぎ本で製本しました。
製本をご希望の方は、汀線社までお問合せください。
◉組継ぎ本は、家にある文房具を使って誰でも作ることのできる、権利フリーの製本方法です。考案以来、製本教室や図書館、デザイナーやDTPの勉強会など、全国各地で数多くのワークショップを行い、本好きの方々と楽しい時間を共有してきました。
講習会開催をご希望の方も、どうぞお気軽に声をお掛けください。
◉組継ぎ本を覚えた方の中には、面付け計算機を開発したり、組継ぎ本を製品化したり、自身が講師となって講習会を開いたり、組継ぎ本の展示会を行ったりする人たちも出てきています!
関連リンク(外部アドレスに移動します)
🌼組継ぎ本面付け計算機(@wakufactory)
🌼古本と手製本 ヨンネでの講座の様子
🌼大阪DTPの勉強部屋での展示会案内
🌼福岡の活版印刷所「文林堂」での組継ぎ本 ①福岡市博物館ブログ ②製品化された事例